ストレッチだけで痩せるのか、痩せないのか、どっち?トレーナーが解説

シェイプアップ

結論から言えば、ストレッチだけでは“体重を減らすことは難しい”です。ただ、太いと感じる部位を引き締めることはできます。

また、ストレッチが全く意味がないということでもないので、この辺りをうまく整理ができると活用方法が見えてくると思います。

この記事では、

・ストレッチだけで痩せるのか?痩せないのか?
・ダイエット中の方におすすめしたいストレッチ方法

などをパーソナルトレーナー歴11年の伊藤出(@izuru_style)が解説します。

動画でも詳しく解説しているので、こちらも参考にどうぞ。

 

ストレッチだけで痩せるのか?痩せないのか?

冒頭でもお伝えしたように、“痩せる”という言葉をどのような意味合いで捉えているかによって答えは変わります。

ストレッチでダイエットは難しい

例えば、ダイエット目的で、

体重を落とすためにストレッチを行う

のであれば、おそらく体重は思ったように減りません。

ストレッチをすればある程度消費エネルギーが増えますが、本当に微々たるものなので、体重変動はほぼしません。

まずお伝えしたいことは、

ストレッチそのものは、消費エネルギーが少ないので痩せない

ということです。ただ、別の角度から見ると、体重が減ることもあるんですね。

ストレッチで循環改善をするとダイエット効果あり

本気で痩せたい方必見!40代女性63kgからのダイエット成功例」で紹介したクライアントさんの場合、

・便
・老廃物

が体内に溜まると体重が減りづらくなることがありました。

ストレッチの本来の目的は「筋肉を緩める」ことですが、筋肉を緩めると体内の循環が改善します。

そうすると、体内に溜まっている余分なものが排出され、それによって体重が減ることがあるんですね。

ここでのストレッチの効果は、

ストレッチによって筋肉が緩んで循環改善し、不要物が代謝されることで体重が減る

ということです。

ですので、間接的な意味合いではストレッチはダイエットに効果があると言えるかもしれません。

ストレッチで消費エネルギーが増える可能性

先ほど、ストレッチそのものは消費エネルギーが少ないとお伝えしました。

別の見方としては、身体が柔らかくなることで消費エネルギーが増える可能性もあるんですね。

・ストレッチで筋肉を緩め、身体が柔らかくなる
・可動域が広がり、筋肉をより使うようになる
・その結果、1日の消費エネルギーが増える

この消費エネルギーの増加も微々たるものではありますが、楽にダイエットをしたい方にとっては、身体を柔らかくすることはプラスです。

ここまでのことを一旦まとめると、

・ストレッチ“だけ”では、体重を減らすことは難しい
・ストレッチで循環改善した結果、体重が減ることはある
・身体が柔らかくなることでダイエットのプラスにはなる

ということになり、やらないよりはやったほうが良いというのが結論です。

シェイプアップ効果は高い

もう1つ別の意味合いで“痩せる”ことを見れば、ストレッチをすれば部分的な身体の太さは改善できるかもしれません。

ストレッチをすれば、

・筋肉の張り
・関節の捻れ
・むくみ

などが改善できます。これらが原因で太くなっている場合、適切なストレッチができると細くなるんですね。

特に「下半身」「お腹」「二の腕」などの部分は、変化がわかりやすいと思います。

参考になりそうな記事を貼っておくので、よかったら参考に実践してみてください。

【完全版】太もも・ふくらはぎを細くする方法のまとめ【原因も解説】
胃のあたりがぽっこり出る原因と筋トレ以外で引っ込める3つの方法
即効性あり!寝ながらお腹痩せする7つのストレッチ方法
二の腕の外側が太い原因と細くする5つの方法

ちなみに、今回は混同して解説していますが、ダイエットとシェイプアップの意味は違うので、「混合しがちな「シェイプアップ」と「ダイエット」の違い」も参考にどうぞ。

このようにストレッチだけで痩せるのか、痩せないのかは、

・体重が減るなどの変化はあまり期待できない
・身体が細くなることは十分あり得る

ということですね。

 

ダイエット中の方におすすめしたいストレッチ方法

ストレッチをしてダイエットのプラスにしたい方は、以下のようなストレッチがおすすめです。

基本的には全身のストレッチを行う

ダイエット中の方は、まずは全身のストレッチをして身体全体を柔らかくすることが効果的です。

その方が基礎代謝も上がる可能性がありますし、循環の改善もしやすくなります。

具体的な方法は「食べてないのに痩せない「停滞期」に入る原因と打開する3つの方法」で紹介しているので、こちらを参考にしてみてください。

こんな方法もおすすめ

もし時間がなかったり、疲れすぎて全身のストレッチができない方は、壁に足を上げて腹式呼吸をする方法がおすすめです。

これだと循環改善やむくみも改善できるため、少ない時間である程度の効果を実感してもらえると思います。

この方法は「むくみがスッキリ!壁に足上げて脚やせする3つの方法」や以下の動画で紹介しているので、参考にどうぞ。

本気でダイエットしたい方は、基本的には食事の調節は必須になるため、もしダイエット頑張りたい方は「ダイエットの始め方|初心者でも無理なく続けられる3つの方法」や「半日断食とは?やり方や2ヶ月間で-8kgした効果を解説」も参考にしてみてください。

今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

また、ストレッチ以外の方法で痩せるのかも解説しているので、こちらも参考にどうぞ。

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